ITパスポートを受験してきました!二人に一人は落ちる合格率、果たして結果はいかに

ITパスポートの概要と情報処理技術者試験としての区分

ITパスポート、通称iパスは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する情報処理技術者試験の一種です
iパスはITを利用、活用するすべての社会人・学生が最低限必要なITに関する基礎的な知識が体系的に学べる試験となっています。
以前実施されていた、初級システムアドミニストレータ試験の代替となる試験です
ITパスポートの募集ポスターは萌えっぽい公式キャラクターの上峰 亜衣(うえみね あい)さん23歳となっています、以前は初音ミクともコラボしていました、さすがIT系資格
itp-uemine

内容については心配無用、ストラテジ分野、マネジメント分野、テクノロジ分野の3分野を総合的に勉強できるので、IT関連以外の方でも社会人として身に着けておくべき知識が身に付きます
それに国家資格ですので合格すれば証書がもらえるのは勿論、履歴書の取得欄に書いても何ら問題はありません。上手く使えばアピールポイントになるかもしれませんよ(それが評価されるかは別問題として)
もしIT系に就職を希望する文系の学生がいましたら、IT系の素養を培う目的として勉強してみるのも良いかもしれません
そしてIPAが実施している情報処理技術者試験は現在13種類で難度が低い順に並べるとこうなります
レベル1
ITパスポート
レベル2

  • 情報セキュリティマネジメント試験
  • 基本情報技術者試験

レベル3

  • 応用情報技術者試験

レベル4 高度試験

  • ITストラテジスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • プロジェクトマネージャ試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • データベーススペシェリスト試験
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
  • ITサービスマネージャ試験
  • システム監査技術者試験

とITパスワードは情報技術者試験の区分の中では一番基礎的な試験で易しい試験となります
ただし、知識は満遍なく必要になってきますので油断せずに臨みましょう

ITパスポートのCBT受験について、漢検のCBTとの違い

前提としてまずCBTについて説明しておくとCBTとはComputer Based Testingという意味で、PBT試験(ペーパー)と違いコンピューターで試験を望むことができます

ちなみに国家試験初のCBT試験らしいです

以前、自分は漢検2級をCBTで受験しました→その時の記事はこちらをどうぞ

有限会社ファーストステップがCBT試験配信業務を請け負っているのは共通しています

しかし、いくつかIPパスポートと漢字検定だと試験の性質上相違点があります

問題の解き順について

IPパスポートは四肢選択問題100問でどの順番で解いてもかまいません

しかし、漢検のCBT試験では読み部首の問題以外に書きの問題もあります

書きの問題では選択で回答するわけにはいかないので、タッチパネルでタッチペンを使って漢字を書きます

ここで大事なのは問題の解き方の順序です

  • IPパスポートはどこから解いても、自由に問題内を行き来できる
  • 漢字検定は読みと部首の問題が終わってから、書きの問題に移行します。一度書きの問題に移行したら戻ることができません

受験日について

受験日はどちらとも受験日程で教室の空いている日ならいつでも受けられます

漢検は一度受験日を決定してしまうと変更できませんがITパスポートは試験日の3日前まで変更が可能です

ここはITパスポートのほうが柔軟ですね

ビジネスマンも受けそうな資格ですので、急に仕事が入ってしまうという事態も考慮しているのかもしれません

試験結果について

試験結果はIPパスポートの場合は回答後、試験終了ボタンを押すと点数が出るので、合格点を超えていればすぐに合否は予想できます

CBT試験の特性をフルに活かしてますね

ただ、あくまで予想なのは、正式な試験結果が送付されるのは翌々月になるからです

一方漢検はその場で点数は分かりませんが、試験結果の到着は10日前後でした

僕の場合は一週間で届きました

その場でおおよそ分かるほうがよいか、1週間以内で合格が確実にわかるほうがよいか?

どっちが良いかは悩みますね

その他

重要なのは上記のことですが、それ以外にも漢検は有名ですが実質民間検定ですので、CBT試験の時には個人経営の小さなのパソコン教室で受けました

等級が10級から2級までバラバラですので、年代もバラバラです。自分が受けたときは10代未満の女の子もいました

IPパスポートは一応、国家資格ですのでビルの一室で受けました

年齢層も若者も多いですが、初老っぽい方もいましたね

また、情報系の試験ですので、セキュリティ面でのチェックがしっかりしてました

ペンとかメモ用紙も試験会場内で用意されていますので、他の荷物はロッカーにしまわなければなりません

なので直前に問題集を確認することはできません

ちなみに、試験当日には印刷し確認票と顔写真付きの本人確認書類が必要です

(運転免許証やパスポート、マイナンバー個人番号カード、住民基本台帳カード等が有効です)
あまりITパスポートと漢検のCBT試験の違いについて書いているところを見たことがなかったので、ついでに書いてみました

ITパスポートの試験結果は見事合格でした!

さて前置きが長くなりましたが、ITパスポートの試験結果が発送されてきました
it-passport-envelopes
封筒のほうを比べてみると、漢検のほうが一回りデカいですね。中身も結果分析やレーダーチャートもついてて何と2級でもお値段は何と、3,500円!
そしてIPパスワードのお値段は5700円…きっと値段の重みが試験の重みなんだ…こっちは国家資格なんだしそう思うことにしましょう

ちなみ受験料や教材費はモッピーポイントタウンハピタス等のポイントサイトで貯めて、賄いました。おまけに今ならアプリゲームの支払いもお得になりますよ!
…普段ポイントサイトの紹介ブログをやっているので、つい無性にポイントサイトのことを挟みたくなります。これもご愛嬌ということで(;’∀’)
さて、漢検の試験結果はここでは割愛するとして(漢検2級の試験結果はこちら)、
>試験当日の試験点数のレポートはこちら(黒塗りのところは個人情報です)
it-pasport-report

これは試験直後にパソコンに表示される他、終了後数時間でレポートをpdfでダウンロードをすることができます。1年間自由にダウンロード可能です!

さらに、ITパスポートの合格証書はこちら
it-passport-goukaku

8月15日になっていますが、終戦の日とは全く関係がなくただの偶然です。ちなみに家に到着したのは9月です
ブログにはいつか書こうと思ってたら2か月程経ってしまいました汗
当時の経済産業大臣の世耕弘成氏のサインも写されています
当日のレポートから受かるのはほぼ確定だろうと思ってましたけど、何だかんだ初めての国家資格ですので喜びも一塩でした!

合格率は50%だが油断大敵!&ITパスポートの個人的勉強法

ITパスポートは全国各地で比較的いつでも受けられますが、ある意味それがいつでも受けれるからいいやと緩んでしまうかもしれません
ITパスポートは毎年平均の合格率を出しているのですが、社会人は50%を超えているのに対して、学生だと30%中盤にとどまっています
テクノロジ以外にマネジメントとストラテジーもありますから、社会人の領分ですので有利なのかもしれません
ちなみに合格基準はこのようになっています
総合評価点、分野別評価点のすべてが次の基準を満たすこと
総合評価点
      600点以上/1,000点(総合評価の満点)

分野別評価点
ストラテジ系(経営全般):35問程度 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
マネジメント系(IT管理):20問程度  300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
テクノロジ系(IT技術):45問程度 300点以上/1,000点(分野別評価の満点)
なお、平成27年の11月に中門が廃止されて試験時間が45分短縮されて2時間で100問を解くことになりました
中問は一つの山場でしたので、廃止されることによって合格率は上がるかなと思ったら、変化していないのでやはり油断大敵ですね!
50%は正直低くはないですが、それでも割合的には半数は不合格になってしまうのです
それに試験終了直後にPC画面で点数で現実を告げられる…なかなかキツいものがあると思います
ちなみに自分の勉強法はこの問題集1冊を買っただけでした

キタミ式イラストIT塾 ITパスポート 平成28年度

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他の問題集でも良いと思いますが、色々買うより一つのものを擦り切れるまでやったほうが良いと思います
キタミ式はイラスト付きでわかりやすさで定評があります
過去問はネットで拾えるのでそれらを活用して、机の上以外でも移動時間や空き時間も使ってポイントサイトと代わり替わりでポチポチ解きまくりました
過去問と同じ問題はほとんど出ませんが傾向はつかめます。少し装いを変えただけの問題も出てきました
さらに単語の意味を覚えておくことで知識問題も盤石にしています
SLAやFTTH、といった英語の略語の意味は把握しておきましょう
SOASOAPといった似た用語はごっちゃにならないようにしっかり整理しておきましょう
あと、恐らくPC毎にランダムで問題を表示させているのでしょうが、それでも、問題に偏りが出てくることがあります
例えば僕は本番の時にデジタルフォレンジックという単語の意味を問われて、分からなくて困ったときに、後の問題を見渡すと、何と答えに近い選択肢があったのです!

わからないところでも他の問題を見ると答えが書いてあることがある、これはITパスポート特有の攻略法だと思われます

また計算問題も何問か出てきますが、他の問題に後回しすることも一つの手です
選択問題ですので選択肢から逆算して考えれば答えが出る時もありますが、時間がかかってしまいますので
余談ですが、いまだにitパスポートのことを、itパスワードだったり、ipパスワードとか間違えて呼んでしまいます汗
こんなもの覚えの悪い僕でも受かりますので、臆することなく頑張ってください!
最後にiパスを受かった後は、IPAとしては新設した情報セキュリティマネジメント試験がオススメだそうです(合格証書の封筒に同封されてました)
基本情報は表計算、C言語やJava等のプログラミング言語の内の一つと、アルゴリズムを解かなければならないので難易度はぐっと上がってきます
それに情報セキュリティマネジメントは第一回の合格率は88%とのことです
合格率50%を超えてきたあなたなら、やれそうな気がしませんか?

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