君の名は。を今更ながら見てきた感想

君の名は。を見て思ったこと、何であそこまで流行ったのかを考えてみた

君の名は。と言えば2016年に放映されたアニメ映画で、興行収入も100億円を越えたそうな

まさに2016年を代表する映画だと思います

最近では海外でも上映されて現地でも高い評価を得ているみたいです

日本でも放映開始したのが、8月の終わりごろですので半年以上のロングランヒットを続けています…

そんなこんなで、もう季節は春ですが、やっとこさ君の名は。を観てきました

何で今頃になってかと言いますと、評判は耳にしていて見たいと思ってはいたのですが放映直後は混んでそうだし、それにカップルで見に来る方が多いという風の噂を聞いて二の足を踏んでずるずると…

独り身の自分には肩身が狭そうだなぁ…と。

結果的に今の時期で見てきたことで、前方の席は空いていたのでゆったりと見ることができました

まぁ、今でもカップルっぽい人たちもちらほらといましたけどね

観終わってから、きっと手のひらにすきだと書いたことでしょう

主演、音楽がなかなか豪華

まぁ主演とかキャスティングの観る前の知識として知ってましたが、ここでは触れておきたいと思います

主人公である立花瀧 役は神木 隆之介が演じています
神木さんと言えば、宮崎駿監督の借りぐらしのアリエッティや、サマーウォーズ等の劇場アニメにも出演しています

もう一人の主人公でもある女子高生、宮水三葉役は上白石萌音さんが演じています

寡聞にして知らなかったのですが、違和感のない瑞々しい演技で映画に引き込んでくれました

両名とも声優という訳ではないですけども、流石俳優といった何というかあまり作り込みすぎない自然な演技で良かったと思います

特にこの映画では滝と三葉の入れ替わり、すなわち男女の入れ替わりという要素があるのですが、お二方とも女っぽい男、男勝りな女性という絶妙な演技が見事でした

瀧君のバイト先の奥寺先輩は長澤まさみが演じています

長澤まさみはサバサバしているイメージだったので、年上のお姉さんのこの役所を誰が最初に演じているのか分かりませんでした

あと、ユキちゃん先生が新海誠監督の前作「言の葉の庭」の雪野百香里と同一人物(声優も同じく花澤香菜)という、昔から監督の作品が好きな方には嬉しいファンサービスではないでしょうか

そして主題歌や劇中音楽はすべてRADWIMPSが制作しています

自分はアルトコロニーの定理あたりの頃よく聞いていたので、ちょっと懐かしさを感じてしまいまいた

映画ともマッチしていて、映像に合うように上手い具合に挿入されていて、場面場面で溶け込んでいます

前前前世は映画を見た後に効くとネタバレっぽく聞こえてきます

ちなみに自分はスパークルが一番のお気に入りです

こういった話題のキャスト、アーティストを取り入れたのも人気の一因ですね

新海誠監督の描写の美麗さと王道な展開

新海誠監督といえば、風景の作画が精緻で、それでいて躍動感を感じてしまいます

世界が輝いて見えるとかいう方が居ますが、そんな感覚さえ抱くような映像美だと思います

秒速5cmメートルの桜の描写は特に好きでした

あと、言の葉の庭では雨宿りや雨上がりで滴り落ちる水滴といった、雨という描写一つとっても様々な表情をのぞかせます

君の名は。のストーリーの起点でもある彗星一つとっても、実際に現実に見るよりも綺麗かもしれません

実は新海誠監督の映画を映画館で見るのは初めてだったのですが、やはり大スクリーンにあの映像はやっぱり映えます。

大迫力です

これだけでも見に来てよかったと思いました

ところで、新海監督の作品は絵は綺麗でも、話の顛末はちょっとほろ苦い感じが多かったです

恋愛をテーマにした作品が多いのですが、報われない悲恋物ですね

三葉を助けるべく滝が飲んだ、宮水神社に奉納されていた口噛み酒

瀧と三葉の二人を結び付ける組紐

入れ替わりだと思ったら、実は…

といった新海監督らしいアイテム、アイディアも所々に散りばめられており

新海監督の作風を残しつつ、最後はハッピーエンドという王道の結末になってしみじみとしてしまいました

最後までこのまますれ違って、もどかしく終わるのかなと頭の片隅で思ってましたもの

切ない終わり方も好きですが、二人はまた出会うという方が爽やかな終わり方の方がやっぱり万人受けするでしょう

なので僕個人としては君の名は見て泣いた、と言うより報われて嬉しかったという感想の方が近いです

新海監督の男女の機微を繊細だけど、どこか青臭く描く

そんな持ち味を生かしつつ、SFチックな中に込められた王道のラブストーリー

そしてキャラクターに命を吹き込み彩りを添える声、音楽との三位一体で上手く魅せた

その結果、人気もうなぎ登りになって興行収入も100億円を越える大ヒット作になったのかなと思います

他のこまごまとした感想等

君の名は。は2時間弱という尺の長さを感じさせない密度の映画でした。

しかし、その分展開が早い所もあり詰め込みすぎなんじゃないかぁとも思いました

例えば滝が三葉を好きになった過程がよく掴めなかった

何というか三葉は入れ替わりのときにセッティングした奥寺先輩とのデートを想像して、涙を流す場面で、あぁ好きだったんだなぁ…で何となく腑に落ちてしまいました

でも、瀧が三葉を好きになった理由がちょっとよく分からなかったかなぁ

奥寺先輩がデートの時に、他に好きな人がいる?って指摘されたときにでしょうか

話の展開として理解はできたけど納得はできないです

あと三葉の父が説得されてしまうのも映画内ではつかめなかったですし

このように詰め込んであるから、2回目、3回目とリピーターが多いのもうなずけます

伏線を発見して楽しむためだけではなくて、直接的に描写されていない所を想像で補完するところもあったんじゃないかなと思います

古い慣習や伝統の残る糸守町と近代的な東京、三葉と滝、男女といった対比の要素を探してみたりすると、また新たな発見があるかも

一つの映画で二度も三度も楽しめる!食べ物で例えるとひつまぶしみたいな作品です

なぜ突然ひつまぶしに例えたのかと言うと、名古屋の劇場で見てきたからです(笑)

そして、新海監督が小説版、君の名は。も発刊しているようですので、細かい描写はそこで補完されているのかもしれません

僕も今度読んでみようと思います

小説 君の名は。 (角川文庫)

新品価格
¥600から
(2017/4/17 04:27時点)

さて、何周回遅れか分かりませんが、君の名は。の感想でした

blu-rayやDVDが発売されてから家で見る、という方も勿論良いですけど、映画館で見るのもオススメですよ

いつまで放映されているかは分かりませんが、映画館で見たい方はお早めに

そして、映画を映像とともに盛り立てた音楽、そのサウンドトラックは既に発売中です

劇中歌を聞くと、映画を見た方は脳裏にあの場面、この場面が蘇ってくること請け合いです

iTunes storeでも配信されています→itunes storeをお得に利用する方法はこちら

Google playでも君の名は。のミュージック、電子書籍等を購入できます、Google playギフトを無料で手に入れたい方はこちらを参考になさってください

現在当サイトがイチオシのお小遣いサイトはポイントタウンとなります

登録後すぐにポイントが貯まって交換できるのはポイントタウン(pointtown)だけ!今ならその方法もご紹介しております

100円分から手数料無料で交換できますのでお小遣いサイトが初めての方にも、慣れた方にも納得の出来です

ポイントでお小遣い稼ぎ|ポイントタウン

↑上のバナーからの登録で500pもらえます

ポイントタウンの詳しい登録の仕方はこちら

ポイントタウンで登録後すぐに交換する方法はこちら

ポイントタウンでゲームアプリのアイテム購入もポイントバック対象です。ポイントタウンは記事の大トリを務めます

さらにポイントタウンを使って楽天銀行の入出金の手数料を無料にする裏技はこちら

ポイントタウン(pointtown)のアプリ版(Android版限定)の直接ダウンロードはこちらからどうぞ